2010/1/27 第2回「ろっぽんワークショップ」参加のお誘い

「ろっぽんワークショップ〜みんなでつくるテレビ・パズル〜」開催のお知らせ
あなたは近頃、テレビのことをどう思って見ていますか。
一番思い出深いテレビ体験はなんですか。
これからのテレビがどうあってほしいですか。
テレビ局の人と話をしたことがありますか。
2009年3月につづいて、「テレビ・パズル」*という楽しいワークショップを開催します。
今回はテレビ朝日本社で、視聴者のみなさんとテレビ朝日スタッフが「テレビ・パズル*」という楽しいゲームを通じて、テレビについておたがいに考えたり、話し合います。お誘い合わせの上、ぜひご参加ください!お待ちしています。
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*テレビ・パズル テレビ朝日が東京大学との共同研究「ろっぽんプロジェクト」(注)で開発した、視聴者と放送局員が「テレビ」について。おたがいに学び合い、語り合うためのメディア・リテラシーのゲーム。といってむずかしいことは何もありません。どなたでも、ご参加いただけます。
      
第2回「ろっぽんワークショップ」概要
     
■テーマ:『ろっぽんワークショップ〜みんなでつくるテレビ・パズル〜』
■日時:2010年1月27日(水)18時30分〜20時30分まで
■場所:六本木・テレビ朝日本社2プレゼンルーム
■コーディネーター :テレビ朝日 お客様フロント部スタッフ
水越伸(東京大学大学院情報学環教授)ほか
■参加予定: 一般公募最大50名(16歳以上・参加無料)
*応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
■応募方法:2009年12月25日より受付開始
ハガキ、ホームページ、FAX 一応募につき、2名まで参加可能
*参加者全員の住所・氏名・年齢・電話番号を明記
■あて先
メール:テレビ朝日 お客様フロント部プロデューサー上野敦史
ホームページ:http://www.tv-asahi.co.jp/hq/tour/index.html(登録フォームあり)   
ハガキ:〒106-8001テレビ朝日お客様フロント部「ろっぽんワークショップ」係
FAX:03-3405-3772「ろっぽんワークショップ」係
■締め切り:2010年1月13日(水)*ハガキは消印有効
■お問い合わせ電話番号: 03-6406-5555(テレビ朝日) 
注:「ろっぽんプロジェクト」
テレビ朝日開局50周年記念の一環として、2007年6月に活動を開始したテレビ朝日と東京大学(情報学環 水越伸研究室)との3年間の共同研究。「ろく(六)」はテレビ朝日のある「六本木」から、「ぽん(本)」は東大のある「本郷」から名づけられました。研究テーマは「放送局と市民の協働的メディア・リテラシー活動の体系的構築」。メディア・リテラシー活動を継続的に実践しているテレビ朝日の取り組みを客観的に分析、評価し、さらに新しい取組みへと発展させていこうというものです。2010年3月5日(金)に、3年間の活動をまとめた「報告会」(仮称)が、東京大学本郷キャンパスで行われる予定。

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09/12/27 KBC実践 高校生の制作番組 合評会

いよいよ1回目の番組制作発表会です。高校生たちが制作した番組を、互いに聴き合い、意見交換しました。

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司会の水越先生。高校生たちはドキドキ!

民放連の山田さん、テレビ朝日の上野さんもカメラを持ってスタンバイ。

市民メディアアドバイザーの下村さん「今日は放送部のコンテストではなくてキャッチボールだよ!」

合評会では高校生も局員のみなさんも真剣な表情でディスカッションしました。互いに意見や感想を率直に出し合いました。おおいに刺激を受けた生徒達は、これからさらに番組制作を練り上げていきます。(報告:高宮由美子)

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09/12/21 KBC実践 大濠高校 子どもたちにインタビュー

大濠高校の生徒たちは、福岡市南区で、NPO子ども文化コミュニティのシアターコースに参加している子どもたちや保護者のお母さん方に食物アレルギーについてのインタビューを実施しました。
子どもたちにはアレルギーについて、お母さん方には、「エピネン」「アナフィラキシー」について知っているかどうかを尋ねました。
食物アレルギーの子どものおかあさんから、はじめに用意していたインタビューの質問以外にも、話を聞いていくうちに、症状や、気をつけていること、食生活など次々と新たな質問をしていました。
アレルギーの子どものお母さん方から、「アレルギーがない子どものお母さんからも話を聞くといいよ。」とアドバイスされたり、「逆に質問させて。なぜ、アレルギーの番組を作ろうとしたの?」と尋ねられたり、インタビューをする側とされる側の間に会話のキャッチボールが約1時間近くありました。(報告:高宮由美子)

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09/12/15 KBC実践 ラジオ収録開始

2009年12月15日(火)、KBCのラジオスタジオで、筑紫女学園高校チームの声の収録が行われました。
■「ダイエット」班
ラジオドラマに登場する天使と悪魔の声の収録が行われました。出演はKBC沖アナウンサー。岩谷ディレクターが収録について説明声のパターンを変えながら調整中の沖アナウンサー。高校生はしっかりと指示していました。収録後の高校生の感想は「順調です!」でした。

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■バイキング班
こちらもスタジオ収録。KBC編成局の早川さんはインタビューに答える人の役。スタジオには局の関係者が集まってきました。

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■番組収録

急遽1月9日オンエアの「おっきーのラジドラ学園」の番組収録もありました。

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今日の活動のまとめとこれからについて説明をうけています。ラジオを聞いたり、ポストイットで整理する宿題も出ました。

一方、同じ日、大濠高校チームも学校の高校放送室で活動。
大濠高校チームのテーマは「アレルギー」。12月8日(火)福岡病院の西間先生にインタビューを実施後、内容の見直しがありドラマからフリートークへ形式が変更。伝えたいことや構成はインタビューを通して印象に残ったことや知識として学んだことが中心により具体的になっていました。また、インタビュー実施後、アレルギーの認知度について校内アンケートを実施、集計結果を出していました。番組づくりの参考にKBCラジオ制作の教養番組をダウンロードしたものや、ラジオ番組の紹介がありました。(報告:高宮由美子)

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09/12/8 KBCメディアリテラシー実践報告 いよいよ取材に! 

本年度の民放連メディアリテラシープロジェクト参加局である九州朝日放送(KBC)。参加している大濠高校チームは、12月8日、アレルギー専門の福岡病院名誉院長の西間先生へのインタビューを行いました。チームメンバーの8人中、4人が新型インフルエンザ発症ということで4人での実施となりました。

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西間先生は「生き残った4人か。」と冗談を言いながら登場。先生ご自身が書かれた食物アレルギーの冊子を用意してくださってました。「これを読んだらわかるからインタビューはしなくていいよ。」と、これまた冗談連発。ハトが豆鉄砲をくらったような顔をしている高校生に「それではさみしいね。」と、笑って声かけ、パワーポイントでアレルギー全般について講義してくださいました。とてもわかりやすい講義でした。この間のやりとりで高校生たちは西間先生にぐっとひきつけられたようでした。

その後、高校生がインタビューしながら会話がすすんでいきました。西間先生のお人柄が高校生の緊張や心を開かせていくみたいで、メモに用意した質問以外にも、自分が講義を聞いて感じたことや他にも気づいたことを4人とも自ら聞いてました。
西間先生の話がわかりやすく、たとえ話や表情がおもしろく、笑い声や笑顔が広がるひとときでした。終了後、KBCラジオの酒井さんがインタビューしてみてどうだったかを聞いてましたが、4人の高校生は一様に「よかった。」と、「変えないといけないところがある。」と一致した意見を交わしていました。

大濠高校の場合、8人で番組づくりをしており、意見を一致させることが難しく、企画内容に納得できないまま進行している課題がありました。新型インフル発症で、8人中4人の参加になったわけですが、その4人が、このインタビューを体験して一致した意見や、実際に聞いてみないと気づかなかった思い込みに気づけたなどの学びがあったことは、今回欠席した4人も含めて、これからの大濠チームの番組づくりにプラスになることと思います。

翌日、西間先生から、たまたま知り合いでもあった私宛に、こうした取り組みに対して賛同と、今後も何かあったら協力してくださるとのメールをいただき、とてもうれしかったです。

このプロジェクトは単に番組づくりが目的ではなく、番組作りを通して様々な学びや地域や社会とのつながりをつくっていくことも大切にしているのですが、そのことを実感できる実践でした。(報告:高宮由美子)

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09/12/2 ろっぽん「大人のためのメディアリテラシー入門」報告

 ろっぽんプロジェクトでは、10月から約3ヶ月間、東京都中央区で区民カレッジ・まなび講座「大人のためのメディアリテラシー入門]を開催しました。
 参加されたのは50歳代を中心とした約30人の中央区民のみなさん。テレビ朝日の局員の方といっしょになって、「テレビって何だろう?」と改めて考えたり、自分たちが長年親しんだ町を見つめなおすメディア・リテラシーワークショップが行われました。
 最終的には、参加された皆さんで、「フリップ」を使った番組づくりに挑戦!テーマは、中央区の魅力の紹介。中には銀座に30年以上住んでいる方や、築地や日本橋など中央区の名勝を知り尽くした方も多数おられ、”テレビ”では紹介されないような知る人ぞ知る穴場や、長年親しんでいる住民の方々だからこそ発見できる視点がたくさん浮かび上がりました。

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この写真は12月2日に行われた最終回の「発表会」の様子です。(報告:林田真心子)

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09/10/28 ろっぽんシンポ in テレビ朝日 報告

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 東京・六本木ヒルズにあるテレビ朝日。『相棒』や『ドラえもん』などの番組ポスターで華やかに彩られたロビーの真ん中にある吹き抜け階段をあがると「プレゼンルーム」があります。そこで、今回のシンポジウムは行われました。参加したのは一般の方々が50名ほど。中には、TBSなど他局の関係者もいらっしゃいました。さらに、テレビ朝日の局関係者が業務の合間をぬって入れ替わり立ち替わりで参加。まさに、”テレビ局の中心で送り手と受け手がその循環を考える”というめずらしい試みとなりました。

 会の冒頭、まず水越さんが「ろっぽんプロジェクト」の趣旨を説明。「テレビ局の番組づくり」と「視聴者」、そしてテレビ朝日の「お客様フロント部みたいなもの」をうまく循環させて、送り手と受け手が対話していく土台をつくっていこう、というプロジェクトのねらいが紹介されました。そして、各パネリストからは、テレビ局の送り手と視聴者である受け手の人たちとの循環について、それぞれの立場からお話がありました。

■愛媛朝日テレビ 玉木健之氏 
 愛媛朝日テレビは、07年度民放連メディア・リテラシープロジェクトに参加しました。「四国遍路」をテーマに、地元の高校生、愛媛大学の学生が番組づくりを行ったものです。玉木さんは、そのVTRを紹介しながら当時の経験を紹介されました。
 プロジェクト開始前は、未知の経験にとても緊張感したこと。しかし、いったん撮影が始まるとすっかり高校生ペースで、いきなり社長室にカメラをもって突撃取材にいったときは局員の方が冷や汗ものだったこと。お遍路さんの体験リポートでは、顔の表情と「うおー」と叫ぶだけでその感触を伝えるという「ぼくら(テレビ局側の人たち)が考えている以上の表現方法」を彼らがもっていたこと。だんだん、製作が進んでいく内に、スタッフのみなさんは「本来の仕事より熱中」していたことなど、当時の細かな経験をいきいきと語ってくださいました。そして、これほど大がかりなものはなかなか難しいものの、その後も、アナウンサーが学校にいって授業に参加したり、愛媛大学と共同で戦争証言を残していく取り組みをおこなったりと、メディア・リテラシープロジェクトの経験は、静かに息づいているとのお話がありました。

■BPO 本橋春紀氏 
 本橋さんのお話は、まず「放送」という言語をきっかけにはじまりました。英語では「broadcast」。直訳すると種をまくこと。中国語は「広播」=広くまくこと。一方、日本語の「放送」は字面を追えば、”送りっぱなし”ととらえることもできます。文字通り”送りっぱなし”にしないことこそが、新たな循環につながるわけです。
 では、今の日本の放送における送り手と受け手の回路といえば何なのでしょうか。最大のものは、実は視聴率だといえます。そのほかには、視聴者センターや番組審議委員会、自社批評番組などがあげられます。しかし、本橋さんは、実は放送局の家族や友人、そして放送局員自身がもっとも重要な回路の1つなのではないかという指摘します。だからこそ、視聴者である「受け手」だけでなく、放送局で働く「送り手」のメディア・リテラシーを考える民放連プロジェクトが重要であるのではないかというのです。
 一方、NHKと民放によって作られたBPOも、その回路の1つであるべきだとして、BPOの現状も紹介されました。とくに、最近の視聴者からの意見の受付数は格段に増えており、上半期だけでその数は1万4000件にのぼるということです。本橋さんは、そういった現在のテレビ局の状況を、「海の中に浮かんでいる船や島のようなもの」にたとえ、今の放送をめぐる状況は「情報を流すとまさに波のようにどっと反応が返ってくる状況にある」と指摘しました。

■ビデオジャーナリスト 神保哲生氏 
 神保さんからは、ビデオジャーナリストの立場から、現在のテレビ、マス・メディアが置かれている状況についての指摘がありました。神保さんは、現在を、グーテンベルクが活版印刷を発明したときぐらいの大きな節目にあるのではないかと指摘しました。インターネットや撮影機材など技術が発達した現在は、伝送路の希少性によって支えられていたマス・メディアがくずれつつある状態であり、メディアがこれからどう変わるか、世界中誰もわかっていないのです。そんな中で、今後、何が残っていくのか。残るべきなのか。神保さんは、それは「ジャーナリズムの伝統」だと指摘します。テレビや新聞などは、マス・メディアとしての優位性を保ったビジネスモデルに依拠しています。神保さんは、「現在のマス・メディアには、まだジャーナリズムがあると思う。マス・メディアの外で人を育てようと思うと意外と大変であり、いま優位性があるうちに、マス・メディアがここを大切にすべきではないか」と話しました。

■テレビ朝日 佐藤彰氏
 佐藤さんのお話は、ご本人曰く「私的なテレビ論」でした。佐藤さんはご自身を「テレビ一期生」と位置づけます。4歳位で家に「テレビジョン」が来て、視聴者暦は約50年というわけです。当時の「テレビジョン」は床の間に飾るような異次元の物体であり、それが徐々に茶の間の存在へと変化していったこと。そしてご自身がテレビの作り手となっていった経験。メディアとしてのテレビがこのわずか50年余りでどのように変容したのか、ご自身の経験に照らしあわせながら、紹介しました。そして、最近は50インチの薄型テレビをご購入されたそうです。家電として大画面になったときに、満足したかといえば、逆に、画の構成をどうしていくのかなど、今、また新たな課題がテレビにつきつけられていることを実感されたそうです。

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 参加者も交えたディスカッションではテレビ報道のあり方や、愛媛朝日テレビの高校生との番組作りにおけるテーマ設定のポイントや、苦労したことなど、幅広い質問が投げかけられました。ただ、今回は時間に限りもあり、送り手と受け手の循環について、十分にゆっくりと議論を深めることはできませんでした。その中で、テレビというメディアが、今、大きな過渡期にあることは、参加した全員が共有していた課題といえます。会の終わりに、水越さんからは、「循環は論評では作れない。実践でないと作れないことがある。今マス・メディアがやるべきことがあるはずだ」との指摘がありました。技術的にも、文化的にも、社会的にも、大きな節目にあるときに、今だからまだ間に合うこと、今だから打つべき手や、気づくべきことがあるのではないか、そういった課題の”ボール”が投げかけられ、今回のシンポジウムは終了したといえます。そのボールをそれぞれの立場で持ち帰り、それぞれの生活や、現場の中で、ぜひこれからキャッチボールがはじめられるために、このプロジェクトも進められていくべきだといえます。(報告:林田真心子)

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09/11/23 和歌山放送ラジオまつり –ねくすと☆プロジェクトがパネル展示

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 この日の全体会は、風邪やインフルエンザ、中間試験の影響で、参加者は少なめ少数。しかも、ほとんどの局員はラジオまつりというイベントに出払っていて不在。したがって午前中のワークショップは、僕が全体を仕切らせてもらい、チーム(高校)ごとの取材活動を振り返るとともに、これからの展開について議論しました。
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 午後はラジオまつりが開かれている和歌山城公園に移動し、みんなで見学しました。会場ではねくすと☆プロジェクトのパネルも展示されていました。高校生のみなさんは長時間、生放送ブースを熱心に見学していたそうです(あまりの人の多さで、会場に着くや、すぐにはぐれてしまいました・・・)。
 後日チームごとにミーティングを開いて、さらに議論を重ねた結果、チームTKS(県立向陽高等学校)は、ネガティブなイメージを持たれがちな和歌山について、インタビューとアンケートを織りまぜて、その深層を探ることになりました。チームBBHS(県立橋本高等学校)は、地元である高野山のことをもっと知りたい!という動機から、高野山を訪れる外国人と日本人の目的を対比してみようということになりました。チームFLOWER(県立和歌山高等学校)は、和歌山の若者の離県率が非常に高いことに着目し、一度は和歌山を離れて地元に戻ってきた大人(=高校の教師)と、和歌山から出たいと思っている若者(高校生)の意見を、取材を通じて交換することを試みることになりました。
 なお、和歌山放送ねくすと☆プロジェクトの展開については、プロジェクトメンバーの一人である中川智美さんの冠番組「中川智美 マイペースGO ON」で随時紹介されています。また、JST(科学技術振興機構)のCREST研究「メディア・エクスプリモ」の支援による「つながりビューア」によって、取材の経緯をウェブ上で閲覧することが可能です。どうぞご覧下さい。
文責:飯田 豊(福山大学)

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09/11/10 KBC実践 企画をつめる合同ワークショップ開催

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第3回の合同ワークショップで大濠高校、筑紫女学園中学・高等学校の両校の各チームは、「アレルギー」「ダイエット」「バイキング」のテーマで企画を発表、ディスカッションしました。その後、各校に持ち帰り企画を見直しました。

今回は東京から民放連メディアリテラシープロジェクト・アドバイザーで市民ディレクターの下村健一さんを迎えて、企画についてのレクチャーや高校生への質問があり、その後、チームごとに企画のつめをしました。

下村さんは番組制作において高校生と放送局員では、どんな力がどちらの方が優れているのかを感性、技術などの項目をスコアカードでわかりやすく説明、高校生でないとつくれない作品づくりをしてほしいとのエールを高校生に送りました。また、企画を考えるうえで「ぼんやり」していることを「くっきり」させること、それを自分達で考えつくっていくことが大事であるという話をしました。これらのことは、高校生だけでなく、同時に放送局員に対してもメディアリテラシーの活動として子どもたちと番組制作をしていくうえでの関わるスタンスのアドバイスにもなったことと思います。(報告:高宮由美子)

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09/11/1 KBC「電波メディアの原点を探ろう」ラジオ作りワークショップ報告

 KBCのメディアリテラシー実践プロジェクト。11月1日には「電波メディアの原点を探ろう〜ラジオ番組制作プロジェクト〜ラジオをつくって、きいてみよう!」が開催されました。
 
■第1部・・・ラジオ作りワークショップ
小学生親子、中学生・高校生それぞれがラジオキットをつかってラジオづくりに挑戦。
配線図とにらめっこしながら四苦八苦。初めてのハンダ付けなどなかなか作業は進まず、それでも真剣に(必死に)取り組みました。

■第2部・・・番組の企画発表とディスカッション テーマ「食べる」
アレルギーやバイキング、ダイエットなどそれぞれのテーマについて
グループディスカッションしました。 (報告:高宮由美子)

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