06年度の民放連メディアリテラシープロジェクト実践局だったRAB青森放送では、その後も毎年、独自にメディアリテラシープロジェクトを進めています。今年度も青森県内の4つの学校から高校生が参加。地元で活躍する人たちを取材し、紹介する5分弱の企画(完パケ)を製作しました。
1月31日に行われた最終報告会では、このプロジェクトを中心となって進めている山内千代子アナウンサーとともに、東京大学の水越伸さんが(なんと!)司会をつとめ、1時間の特別番組を収録しました。直前まで編集に追われたチームもあり、すっかり疲れきっていたはずの高校生も、収録がはじまると、とにかく元気いっぱい!笑いのたえない収録でした。
報告会で、まず感じたのは、プロジェクトをサポートする弘前大学の学生のみなさんの層の厚さです。高校生の活動を精神的にもがっちりと支えつづけていることが感じられました。彼らにとってもメディアと自分との関係、自分と社会との関係を編みなおす機会になっているようでした。同時に、弘前大学の先生や、高校の先生、県で人材育成を担当する方なども、それぞれの立場からプロジェクトを支えており、そこに新たな環がうまれているようでした。
青森放送での今年のプロジェクトの詳細は、こちらのサイトでチェックを!
(報告:林田真心子)