5月初旬の南海放送に続き、OHK岡山放送にはじめてうかがいました。
21日は、「地域循環的なメディア・リテラシーの展望:ローカル放送局の課題と可能性を踏まえて」と題して、水越が講演をさせていただき、その後関係者の方々と夕食をご一緒しながら、岡山と香川にまたがるカバーエリアの特性、開局当時の思い出などを交え、あれこれ話に花が咲きました。今回は、広島経済大学の土屋祐子さん(専任講師)、福山大学の飯田豊さん(専任講師)という、メディア論が専門で、ともにメル・プラッツのメンバーであるお二人に同行してもらい、あれこれ意見交換を一緒にさせてもらいました。22日は、コアメンバーのみなさんとざっくばらんにお話をさせていただきました。
高橋誠編成局長をはじめ、関係者のみなさん、どうもお世話になりました。これからいろいろあるかと思いますが、どうか楽しくやっていきましょう。
OHKでは、岡山側と香川側の子どもたちが、たがいの地域イメージがメディアに媒介されていること、そのイメージとリアリティにちがいがあることに気づき、対話のための映像づくりをしていくという、大まかな構図でメディア・リテラシー実践を進めることになりそうです。02年度のRKB毎日と台湾公共電視台を結んだ実践や、メル・プロジェクトの一つであった「ローカルの不思議」などのモチーフを応用したかたちになります。
今後は土屋さんを中心に、水越ほかの関係者も関わりながら、岡山放送の実践を展開していくことになるかと思います。
(水越伸)
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