11/27 「ケータイの未来モード」シンポジウムの開催報告

1127sympo_resized004.jpg2009年11月27日、東京大学本郷キャンパス福武ホールにて、シンポジウム「ケータイの未来モード:文化と技術の新たな関係性を求めて」を開催しました。 KDDI研究所との共同研究プロジェクトの一環で開かれたシンポジウムには、ケータイの研究者や企業関係者をふくめ、60人以上に参加していただき、日本のケータイの現状や課題について多角度から意見を交わす機会となりました。
シンポジウムではまず、共同研究プロジェクトで行ったワークショップの成果を含めて、技術と文化を結びつける実践研究の意義について報告を行いました。そのあと、大阪大学の平川秀幸さんが登壇して、技術と社会のあり方や関係性という観点から、実践研究のさらなる展開のためにとりくむべき課題を提起してくださいました。続きまして、会場のオーディエンスを交えた参加型パネルディスカッションでは、日本のケータイの現状とも言われている「ガラパゴス化」の言説や技術開発の現場で感じる課題などの問題提起があり、その状況を改善していくために何が必要なのかという点まで議論を深めることができました。(報告:金ヨニ)

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