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2/7 KBC実践終了! 最終報告会
- February 12, 2010 1:12 AM
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最終合同ワークショップ兼「おっきーのラジドラ学園セミナー」
[日 時] 2010年2月7日(日)
[会 場] 九州朝日放送
KBCラジオ実践プロジェクト最終日の合同ワークショップは、初めの時間が子ども文化コミュニティのシアターコースの子どもたちやおかあさんたちとの交流、午後からは「おっきーのラジドラ学園セミナー」として行われ、最後にふりかえりを行う形でありました。
<参加者>
筑紫女学園高校放送部、福岡大学大濠高校放送委員会、東京大学大学院水越研究室、NPO法人子ども文化コミュニティ、KBCラジオ関係者、福岡県高文連放送文化専門部会(参加11校 生徒46人 顧問15人)
<全体の流れ>
11:30 準備スタート
12:00~13:00 第1部 交流会「博多雑煮 DE ランチばい!」
13:00 受付開始
13:30~15:00 第2部 全体セミナー(作品試聴など)
15:15~16:05 第3部 分科会(番組づくりは相互批評)
16:10~16:30 第4部 閉会式(表彰式)→解散
16:35~17:30 第5部 ふりかえり(事後インタビュー・まとめ)
<プログラム>
第1部12:00~13:00 交流会「博多雑煮 DE ランチばい!」
「食」をテーマに異年齢・異文化交流を特徴としたKBCラジオ実践の最終日はプロジェクト関係者が一同に集まってお雑煮でお昼を一緒に食べて交流しました。
最終発表会を目前に番組制作に頑張った筑女と大濠の放送部の皆さんを子ども文化コミュニティシアターコースの子どもたちとお母さんが「博多雑煮」で激励。暑い夏にはじまったこのプロジェクトを写真でふりかえったり、子ども文化コミュニティの子どもたちが企画したビンゴゲームで交流しました。おいしくて心温まる交流で高校生の緊張がやわらぎました。
豪華な博多雑煮!お餅は中学生がつきました。お母さん方のふるまいでいただきま~す!
中学生がみんなで楽しめるビンゴゲームを企画! ビンゴ!チョコをもらいました。
サプライズで中学生が高校生に手作りのミサンガをプレゼント!高校生は大喜び。手首に巻いて午後からの発表会に臨みました。
アドバイザートリオの漫才ではなく民放連メディアリテラシープロジェクトの説明。
いよいよ3作品の視聴が始まります。はじめに各班代表が自己紹介と作品の簡単な紹介をします。
1.筑紫女学園高校 ダイエット班
タイトル「ジャストライク」
テーマ:ダイエット 自分たちに身近なことと女の子の興味のあるテーマを選んだ
★主な感想より
・テーマが身近に感じられた
・場面転換の仕方が良かった
2.福岡大学附属大濠高校 アレルギー班
タイトル「あなたに知ってほしいアレルギーのこと」
テーマ:アレルギー アレルギーの子ども自身が食べ物を選んでいるのを最初は好き嫌いと思ったが、保護者の話を聴いてすごいと思った。同級生にもアレルギーの人がいて、周囲の人の理解が少ないこともわかったのでテーマに選んだ。
★主な感想より
・専門家だけでなく一般の人のインタビューも取れていてよかった。
・いろんな意見が聞けてよかった。
3.筑紫女学園高校 バイキング班
タイトル「HAPPY★HAPPY☆ラブご飯」
テーマ:ご飯について 最初テーマをバイキングにしていたが試行錯誤の結果一番身近な「家ごはん」をテーマにした。リスナーが飽きない、興味を持てる、テンポの良いものを目指した。
★主な感想より
・全体的な雰囲気が面白かった。
・ドッキリがあったりして面白かった
福岡県内各地から集まった高校生に感想を聞きました。どの高校生もしっかりと自分の意見や感想を言ってくれました。
第2部終了後は休憩をはさんで分科会会場づくりをみんなでしました。番組づくり分科会は同じ会場で、アナウンス分科会は1F事務局室A・Bへ移動しました。
第3部 15:15-16:05 「分科会」
<番組づくり分科会> 進行 水越さん・林田さん
グループディスカッション~相互批評と感想を語る会~
KBCラジオ実践プロジェクトで番組づくりをしてきた筑紫女学園と大濠高校の高校生に、高文連参加各校の高校生や顧問の先生方が加わって、各班の作品について感想や意見を15分ずつ語り合いました。
★アレルギー班について意見交流
・専門用語がわかりにくいところがあったが、解説という形でわかりやすくなった。
・漢語調的な話し方で硬いと感じたところがあった。
・アレルギーにとどまらず、人として、人との関係に言及していてぐっと感じるものがあった。
・テーマどおりにできていた。
・知識としては知っていたが、改めて考えたことはなかった。現実感があってよかった。話の筋が通っていた。
・インタビューが変なところで切れているところがあった。
・インタビューの部分が長く退屈なところがあった。
・アレルギーを知っている人にとっては知っていることばかりだったので、別の話題もいれたほうが良かった。
★ バイキング班について意見交流
・ドッキリが新鮮だった。楽しかった。
・食べる人と、つくり手両方にインタビューしていたのがよかった。
・インタビューを受ける人が緊張していないようだったのはなぜ?
・流れがきれいにまとまっていた。しゃべり方が面白かった。
・自分の気持ちとあわせて聞けた。
・ドッキリは何のため?ひつようだったのですか?
・BGMが多いと感じた。
・何を伝えたかったのかぼけてしまった。
・テンション高すぎな感じ
・テーマの「ラブご飯」は言葉としてインパクトがあるのに最初にしか出てこないのはもったいない。もうひとおしすればよかったのでは?
★ ダイエット班について意見交流
・声が聞き分けやすかった。
・効果音の使い方が良かった。
・面白かった。
・テーマが身近だった。
・途中から恋の話になってしまって何がメインかわからなくなっていた。
・ストーリーはあったけど棒よみっぽかった。
・誰が主人公かわからなくなっていた。
・登場人物がごちゃごちゃになっていたところがある。
・本当にあったことと聴いても18キロダイエットは極端すぎる感じがする。
・ダイエットの危険性については入れないのか?
回答:危険性について(死とか拒食症とか)は番組(ドラマ)放送上ふさわしくないと思いはずした。
作品に対しての意見や感想は、同世代の高校生同士ということもあって、実に率直に語られました。いいところはしっかりとほめ、課題に思ったことや、改善点も提案したりで、共感したり、笑いがおこったりのあっという間の15分でした。どの立場の高校生も互いに刺激しあい触発される様子が伺えました。
第4部 16:10~16:30 「閉会式」
実践プロジェクトの3班すべてが表彰されました。筑紫女学園の板谷さんが特別局長賞(個人賞)をもらいました。KBCラジオ小嶋局長より講評がありました。
ダイエット班 「みんなの共感をつかんだで賞」
アレルギー班 「よく取材をして、良い声を拾ったで賞」
バイキング班 「ラジオらしく楽しく聞けたで賞」
特別局長賞(個人賞) 板谷さん(筑紫女学園)
第5部 16:40~17:30 「ふりかえり」
最後に民放連プロジェクトのふりかえりとまとめをしました。
<高宮 由美子>
・メディアリテラシーの実践でKBCラジオ局が一丸となって支えてくれました。なかなかないことで、めったに体験できない素晴らしい環境の中で活動できました。
・顧問の先生方の立ち居地とサポートはナイスセンスでした。
・すぐにはわからないかもしれないけれど、これからの人生にゆっくり、じっくりと役に立つ体験をしたと思います。
・メディアリテラシーに関わることは自分や人間関係が豊かになること。
<林田 真心子>
・自分がメディアに関わるようになったのは、メディエイト(つなぐ)言葉どおりである事に気がついたから。 私と社会・人。新しい自分、新しい見方(新しいものさし)で物事を見ることができるようになった。
・メディアリテラシーに触れたことをきっかけにしてください。
<水越 伸>
・メディアリテラシーは老若男女すべてに必要です。これからのメディアはウェブ放送、ケータイ、etc.で、新しいコミュニティを作るものになっていくだろう。
・これで終わりではなく、今までやってこなかったこと、もの、これまでにないタイプの物を新しい目線で考えていってください。
・ 今回不満だったところをやり直していくこと。今回の体験を後輩に伝えることが、新しい今日からの課題です。
閉会の言葉 KBCラジオ局 "おっきー"こと沖繁義アナウンサー
「私は今回関わることで、メディアリテラシーとは考えることだと学びました。これからがスタートです。一緒にがんばっていきましょう!」
1回目の発表の12月27日から約1ヶ月の間に、高校生の作品は大きな成長が伺えました。高校生はこれまでのプロセスの中で、たくさんのことを感じて、考えて、時には楽しんで、時にはもがき、苦しみ、時にはケンカもしながら何度も作り変え、修正しながら最終日を迎えました。どの班からも、感激の声が聞かれました。学校を通しての参加ということで、様々な制約に苦労したり、課題も多くみえた実践ではありましたが、両校の高校生たちの頑張り、顧問の先生方の温かい見守り、KBCラジオ局のみなさんの層の厚いサポート、協力してくださった多くの方々の力で、見事に乗り越え、最終日を笑顔で迎えることができたのだと思います。

今回の実践は、これからの人生に、ラジオの未来に、ゆっくり、じっくりと活きてくることでしょう。みなさん、本当におつかれさまでした。(報告:高宮由美子)
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2/19 民放連メディアリテラシー実践 報告会を開催
- February 3, 2010 9:49 PM
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2月19日(金)に、今年度の「民放連メディアリテラシー実践プロジェクト報告会」が開催されます。09年度の実践局である和歌山放送、九州朝日放送(ラジオ)、鹿児島テレビ放送の3社の報告とともに、プロジェクトの今後の展望などについて、ディスカッションを行います。一般の方も参加可能です。ぜひご参加ください!
日 時 2010年2月19日(金) 午後1時10分~5時10分(開場:午後0時30分)
会 場 民放連3階会議室(千代田区紀尾井町3-23文芸春秋西館)
参加費 無料
プログラム
開会あいさつ 戸恒 直・民放連メディアリテラシー実践プロジェクト・チーム主査(日本テレビ放送網・コンプライアンス推進室長)
実践報告1(和歌山放送) 和歌山放送担当者/境真理子・桃山学院大学国際教養学部教授/沼 晃介・東京大学CREST研究員
実践報告2(鹿児島テレビ放送) 鹿児島テレビ放送担当者/水島久光・東海大学文学部教授
実践報告3(九州朝日放送) 九州朝日放送担当者/高宮由美子・NPO法人子ども文化コミュニティ代表理事
パネルディスカッション~今年度の総括と今後の展望
今年度実施社担当者 水越 伸/境真理子/水島久光/高宮由美子
詳しい内容、および参加申し込みは民放連メディアリテラシー実践報告会開催案内まで
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1/31 青森放送メディアリテラシー実践 報告会終了
- February 1, 2010 3:23 PM
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06年度の民放連メディアリテラシープロジェクト実践局だったRAB青森放送では、その後も毎年、独自にメディアリテラシープロジェクトを進めています。今年度も青森県内の4つの学校から高校生が参加。地元で活躍する人たちを取材し、紹介する5分弱の企画(完パケ)を製作しました。
1月31日に行われた最終報告会では、このプロジェクトを中心となって進めている山内千代子アナウンサーとともに、東京大学の水越伸さんが(なんと!)司会をつとめ、1時間の特別番組を収録しました。直前まで編集に追われたチームもあり、すっかり疲れきっていたはずの高校生も、収録がはじまると、とにかく元気いっぱい!笑いのたえない収録でした。
報告会で、まず感じたのは、プロジェクトをサポートする弘前大学の学生のみなさんの層の厚さです。高校生の活動を精神的にもがっちりと支えつづけていることが感じられました。彼らにとってもメディアと自分との関係、自分と社会との関係を編みなおす機会になっているようでした。同時に、弘前大学の先生や、高校の先生、県で人材育成を担当する方なども、それぞれの立場からプロジェクトを支えており、そこに新たな環がうまれているようでした。
青森放送での今年のプロジェクトの詳細は、こちらのサイトでチェックを!
(報告:林田真心子)
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12/27 KBC実践 高校生の制作番組 合評会
- December 31, 2009 9:38 AM
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いよいよ1回目の番組制作発表会です。高校生たちが制作した番組を、互いに聴き合い、意見交換しました。


司会の水越先生。高校生たちはドキドキ!
民放連の山田さん、テレビ朝日の上野さんもカメラを持ってスタンバイ。
市民メディアアドバイザーの下村さん「今日は放送部のコンテストではなくてキャッチボールだよ!」
合評会では高校生も局員のみなさんも真剣な表情でディスカッションしました。互いに意見や感想を率直に出し合いました。おおいに刺激を受けた生徒達は、これからさらに番組制作を練り上げていきます。(報告:高宮由美子)


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12/21 KBC実践 大濠高校 子どもたちにインタビュー
- December 21, 2009 10:10 PM
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大濠高校の生徒たちは、福岡市南区で、NPO子ども文化コミュニティのシアターコースに参加している子どもたちや保護者のお母さん方に食物アレルギーについてのインタビューを実施しました。
子どもたちにはアレルギーについて、お母さん方には、「エピネン」「アナフィラキシー」について知っているかどうかを尋ねました。
食物アレルギーの子どものおかあさんから、はじめに用意していたインタビューの質問以外にも、話を聞いていくうちに、症状や、気をつけていること、食生活など次々と新たな質問をしていました。
アレルギーの子どものお母さん方から、「アレルギーがない子どものお母さんからも話を聞くといいよ。」とアドバイスされたり、「逆に質問させて。なぜ、アレルギーの番組を作ろうとしたの?」と尋ねられたり、インタビューをする側とされる側の間に会話のキャッチボールが約1時間近くありました。(報告:高宮由美子)

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12/15 KBC実践 ラジオ収録開始
- December 17, 2009 9:53 PM
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2009年12月15日(火)、KBCのラジオスタジオで、筑紫女学園高校チームの声の収録が行われました。
■「ダイエット」班
ラジオドラマに登場する天使と悪魔の声の収録が行われました。出演はKBC沖アナウンサー。岩谷ディレクターが収録について説明声のパターンを変えながら調整中の沖アナウンサー。高校生はしっかりと指示していました。収録後の高校生の感想は「順調です!」でした。




■バイキング班
こちらもスタジオ収録。KBC編成局の早川さんはインタビューに答える人の役。スタジオには局の関係者が集まってきました。




■番組収録
急遽1月9日オンエアの「おっきーのラジドラ学園」の番組収録もありました。


今日の活動のまとめとこれからについて説明をうけています。ラジオを聞いたり、ポストイットで整理する宿題も出ました。
一方、同じ日、大濠高校チームも学校の高校放送室で活動。
大濠高校チームのテーマは「アレルギー」。12月8日(火)福岡病院の西間先生にインタビューを実施後、内容の見直しがありドラマからフリートークへ形式が変更。伝えたいことや構成はインタビューを通して印象に残ったことや知識として学んだことが中心により具体的になっていました。また、インタビュー実施後、アレルギーの認知度について校内アンケートを実施、集計結果を出していました。番組づくりの参考にKBCラジオ制作の教養番組をダウンロードしたものや、ラジオ番組の紹介がありました。(報告:高宮由美子)
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12/8 KBCメディアリテラシー実践報告 いよいよ取材に!
- December 8, 2009 9:40 PM
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本年度の民放連メディアリテラシープロジェクト参加局である九州朝日放送(KBC)。参加している大濠高校チームは、12月8日、アレルギー専門の福岡病院名誉院長の西間先生へのインタビューを行いました。チームメンバーの8人中、4人が新型インフルエンザ発症ということで4人での実施となりました。


西間先生は「生き残った4人か。」と冗談を言いながら登場。先生ご自身が書かれた食物アレルギーの冊子を用意してくださってました。「これを読んだらわかるからインタビューはしなくていいよ。」と、これまた冗談連発。ハトが豆鉄砲をくらったような顔をしている高校生に「それではさみしいね。」と、笑って声かけ、パワーポイントでアレルギー全般について講義してくださいました。とてもわかりやすい講義でした。この間のやりとりで高校生たちは西間先生にぐっとひきつけられたようでした。
その後、高校生がインタビューしながら会話がすすんでいきました。西間先生のお人柄が高校生の緊張や心を開かせていくみたいで、メモに用意した質問以外にも、自分が講義を聞いて感じたことや他にも気づいたことを4人とも自ら聞いてました。
西間先生の話がわかりやすく、たとえ話や表情がおもしろく、笑い声や笑顔が広がるひとときでした。終了後、KBCラジオの酒井さんがインタビューしてみてどうだったかを聞いてましたが、4人の高校生は一様に「よかった。」と、「変えないといけないところがある。」と一致した意見を交わしていました。
大濠高校の場合、8人で番組づくりをしており、意見を一致させることが難しく、企画内容に納得できないまま進行している課題がありました。新型インフル発症で、8人中4人の参加になったわけですが、その4人が、このインタビューを体験して一致した意見や、実際に聞いてみないと気づかなかった思い込みに気づけたなどの学びがあったことは、今回欠席した4人も含めて、これからの大濠チームの番組づくりにプラスになることと思います。
翌日、西間先生から、たまたま知り合いでもあった私宛に、こうした取り組みに対して賛同と、今後も何かあったら協力してくださるとのメールをいただき、とてもうれしかったです。
このプロジェクトは単に番組づくりが目的ではなく、番組作りを通して様々な学びや地域や社会とのつながりをつくっていくことも大切にしているのですが、そのことを実感できる実践でした。(報告:高宮由美子)
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11/10 KBC実践 企画をつめる合同ワークショップ開催
- November 20, 2009 9:45 AM
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第3回の合同ワークショップで大濠高校、筑紫女学園中学・高等学校の両校の各チームは、「アレルギー」「ダイエット」「バイキング」のテーマで企画を発表、ディスカッションしました。その後、各校に持ち帰り企画を見直しました。
今回は東京から民放連メディアリテラシープロジェクト・アドバイザーで市民ディレクターの下村健一さんを迎えて、企画についてのレクチャーや高校生への質問があり、その後、チームごとに企画のつめをしました。
下村さんは番組制作において高校生と放送局員では、どんな力がどちらの方が優れているのかを感性、技術などの項目をスコアカードでわかりやすく説明、高校生でないとつくれない作品づくりをしてほしいとのエールを高校生に送りました。また、企画を考えるうえで「ぼんやり」していることを「くっきり」させること、それを自分達で考えつくっていくことが大事であるという話をしました。これらのことは、高校生だけでなく、同時に放送局員に対してもメディアリテラシーの活動として子どもたちと番組制作をしていくうえでの関わるスタンスのアドバイスにもなったことと思います。(報告:高宮由美子)
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9/6 KTS鹿児島テレビ「夏休みテレビジャック」報告
- October 8, 2009 8:47 PM
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鹿児島テレビ(KTS)では、2009年度の民放連メディア・リテラシープロジェクトで、唯一の「テレビ局」での実践であるだけでなく、これからのメディア・リテラシー実践のあり方を考えるうえで、いくつか大事な試みがなされました。


多くの局が、特定の学校との連携で、数か月にわたっての実践計画を立てるところ、KTSでは短期の、しかも完全なる公募という形式を採用しました。その背景には、「メディア・リテラシー活動に関する事前の実績もなく、また地域の諸機関との関係の薄い放送局でもプロジェクト成果を上げるためにはどのようにしたらよいか」。さらには、局内理解や継続のために「メディア・リテラシーを放送局の本業の中に、どのように位置づけたらよいか」という真摯な問題意識がありました----短期・公募は、そうした状況の中で意図的に選ばれた形式でした。
短期の場合は、どうしても「番組制作」を学ぶことに止まり、「メディア・リテラシー」の獲得にまで至らずに終わってしまうのではないかとの危惧があったのも事実です。KTSは、そうしたリスクを払拭し、さらに実践の新しい可能性を開くために、長い時間をかけ、綿密な準備を行いました。
特筆すべきは・・・。
・プロジェクトそのものを「広報活動」の一環として位置づけ、「メディアを学ぶ」機会に止まらず、放送局と地元の人々との新たな関係作りを計る活動と考えた。
・報道、制作に偏らず、幅広いセクションから、プロジェクトの成功に具体的に寄与するメンバーを集めた(アナウンサー、広報がプロジェクト・リーダーを務める。美術担当や管理部門の積極的参加など)。
・地元中高校、教育機関、さらには応募者家族へのきめ細かい対応とコミュニケーション。応募者多数で、お断りした子どもたちへのフォローなど。
・実践期間中、子どもたちが「苦楽しさ」を、飽きたり疲れたりせず、濃い密度で体験できるよう、環境づくりや演出に特に留意した(さまざまな道具づくりなど)。
・プログラムの連携、チーム編成(高校生と中学生を混ぜない)や地元大学生スタッフの役割など、短期間で効果を上げられるように、各々の狙いを明確にし、対応の検討を行った。
以下は、民放連から委託決定から終了までの経過です。
3月18日(水) 民放連よりKTSに委託決定連絡
4月 8日(水) 民放連メディアリテラシープロジェクト打ち合わせ
5月 1日(金) プロジェクトチーム立ち上げ(12名)第1回ミーティング
5月11日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
5月18日(月) プロジェクトチームミーティング(午後4時〜)
5月19日(火) 社内講演会(午前11時〜)
5月25日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
5月下旬 告知スポット制作、募集チラシ製作
6月 1日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
6月 5日(金) 「KTS夏休みテレビジャック」公募開始(スポット、HPなど)
6月 8日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
6月中旬 市内近郊中学高校へのチラシ郵送、持参
市教委、県教委、鹿児島大学などへプロジェクト説明
6月15日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
6月22日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
6月29日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
6月30日(火) 公募締め切り(応募者66人...中学生47人、高校生19人)
7月 3日(金) 参加者決定(4チーム19人)*応募動機等で決定
7月 6日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
7月11日(土) プロジェクトチームミーティング(午後1時〜)
サポート大学生6名交え、打ち合わせ
7月13日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
7月23日(木) プロジェクトチーム、砂川、水島前日打ち合わせ(午後6時〜)
7月24日(金) 夏休みテレビジャック、1日目(オリエンテーション、社内見学)
4チーム「喜怒哀楽」「BCC☆GIRLS」「さよおねえさんと愉快な仲間たち」
「女子高生ぽよぴよ5」に決定。テーマ「元気」を感じる写真を撮って次回持参の宿題を出す。
7月27日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
7月31日(金) プロジェクトチーム前日打合わせ<編集の基本を学ぶ>(午後4時〜)
7月31日(金) メル・プラッツ公開研究会(民放連中間報告会)大阪
8月 1日(土) 夏休みテレビジャック2日目(撮影、編集練習など)
8月 2日(日) 夏休みテレビジャック3日目(企画、ロケハン、構成など)
8月 3日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
8月 4日(火) 夏休みテレビジャック4日目(取材)
8月 5日(水) 夏休みテレビジャック5日目(取材、編集)
8月 6日(木) 夏休みテレビジャック6日目(編集、試写会、終了式)
8月23日(日) 1日だけのテレビ体感ツアー実施(フォロー、6人参加)
8月31日(月) 特番「KTS夏休みテレビジャック」放送
9月 6日(日) プチ同窓会(合評会)開催(午後1時〜)
生徒17人(2人欠席...病欠等)保護者26人サポート大学生5人出席



綿密に組み立てたプログラムではありましたが、テーマ「元気」がやや抽象的で子ども
たちが苦労したこと、二日目がやや詰め込みすぎだったこと、始めのアイスブレーキン
グから制作企画への連動があまりうまく機能しなかったことなど、課題も残りました。一番、KTSのプロジェクトメンバーが悩み、議論を重ねたことは、自分たちが子どもたちに「教える」ことと、子どもたちの自発的な「気づき・学び」を促すために「介入」することの違い。その背景には、テレビの視聴者である「子どもたち」が、現在の放送局にとっていかに遠い存在であったか、という切実な事実がありました。鹿児島は、近くにマス&コミュのメンバーがおらず、密着したフォローが距離的に困難な状況ではありましたが、毎回、訪鹿のたびに、実践そのものだけでなく、地域放送局の切実な状況についてメンバーと語りあい、そうした環境の中で「メディア・リテシー」をいかに位置付けていくか、かなり深い議論ができたことが収穫でした。KTSの実践は、その意味で、これからの地域放送局の実践のあり方を考える大きなステップになったのではないかと思います。 (文責:水島久光)
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