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鹿児島テレビ Archive

11/26 大阪メディアリテラシーフォーラム速報!

民放連メディアリテラシーフォーラムin OSAKAが終了しました!あわせて50人近い方々に参加していただきました。放送局の方だけでなく、研究者やNPOの方と、今回も様々の方にお越しいただきました。多くの皆さんとざっくばらんに意見を交わした福岡での会とはまたひと味違って、参加者ディスカッションではじっくりと議論を重ねられたように思います。福岡の会ともあわせて、改めてご報告をさせていただきます!
参加してくださったみなさま、ありがとうございました。

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11/26 大阪メディアリテラシー・フォーラムご案内


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メディアと市民の新しい結びつき方をさぐる
:民放連メディアリテラシー・フォーラム in Osaka
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このままで日本の放送はどうなってしまうのか。
そのように危ぶむ声は後を絶ちません。しかし一方で、地域の人々との交流を図り、
ケーブルやネットなどさまざまなメディアと協力しながら、ローカルメディアとして
新たなビジネスモデルを画策している放送局も少なくありません。
番組づくりを通して送り手と受け手がともにメディアリテラシーを学び合う。
それによって地域に根ざした参加型の放送局のあり方を模索する。
2001年にはじまった「民放連メディアリテラシー・プロジェクト」はそんな目的を
持って展開し、今年でのべ19局が実践をおこなってきました。
このフォーラムでは、ローカル民放で働く人々と、地域の学校、社会教育、大学、
自治体、NPO関係者などのみなさんにぜひお集まりいただき、
メディアと市民の新しい関わり方、結びつき方を一緒にさぐることができればと
思っています。
先だって9月に開催された福岡フォーラムには、約90人が参加。
そこで交わされた意見や声もひきつぎながら、新たな内容で展開します。
福岡フォーラムでは紹介されなかった実践もご紹介しますので、
重ねてのご参加も大歓迎です。
深秋の大阪でお会いしましょう!ぜひお気軽にご参加ください!

■日 時 :2010年11月26日(金)午後1時30分~午後5時

■会 場 :関西大学千里山キャンパス 第三学舎D301教室
         大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
         http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/access.html
■プログラム:

13:30~14:20 基調報告「放送を市民的に『新生』させるために」
         水越 伸・東京大学大学院情報学環教授
         林田 真心子・東京大学大学院学際情報学府博士課程

14:30~16:00 参加者ディスカッション
        (マス&コミュニケーションプロジェクトメンバーによるミニプレゼンテーションなど)

16:00~17:00 パネルディスカッション
         パネリスト 花井歩高・和歌山放送(予定:2009年度実践局)
               服部寿人・チューリップテレビ(予定:20008年度実践局)
               水越 伸・東京大学教授ほか
         司会 本橋春紀・日本民間放送連盟

*終了後、懇親会(会費制)を予定しています。

■参 加 費  無 料
■参加申込み
氏名、メールアドレス、所属をご記入のうえ、民放連番組部あて、
電子メール「tvkids @マーク nab.or.jp(@マークを半角@に変換してください)」にて
11月19日(金)までにお送りください。
なお、参加証などは発行しませんので、直接会場にお越しください。

■主催:
東京大学大学院情報学環 水越伸研究室「マス&コミュニケーションプロジェクト」
http://www.mediabiotope.com/projects/mass/
民放連 放送基準審議会
http://www.nab.or.jp/

■協力:メル・プラッツ http://mellplatz.net/
翌日の27日には、同じ大阪でミュージアムをテーマとした
メルプラッツ公開研究会が開催されます。
こちらも合わせてのご参加をお待ち申し上げます。詳細は下記でご確認ください。
http://mellplatz.net/info/000237.php

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9月に開催された福岡フォーラムのもよう

9/24 民放連プロジェクト福岡フォーラム終了

日本民間放送連盟とマス&コミュニケーションプロジェクトの共催で行われた
「メディアと市民の新しい結びつき方をさぐる:民放連メディアリテラシー・フォーラム in Fukuoka」が終了しました。
放送局関係者やNPO、研究者、過去の実践に参加した子どもたち(当時は小学生、今は高校生)など、のべ90人ほどの皆さんが集まり、会場は満席になるほどでした。
はじめて、民放連メディアリテラシープロジェクトに関する報告や話を聞かれた方も多く、率直な意見や、新しい発想もいろいろととびだしました。詳細は、改めて、報告したい思います。まずは、参加された皆さん、本当にありがとうございました。

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9/24 福岡メディア・リテラシーフォーラムのご案内


メディアと市民の新しい結びつき方をさぐる
:民放連メディアリテラシー・フォーラム in Fukuoka

 このままで日本の放送はどうなってしまうのか。
 そのように危ぶむ声は後を絶ちません。しかし一方で、地域の人々との交流を図り、ケーブルやネットなどさまざまなメディアと協力しながら、ローカルメディアとして新たなビジネスモデルを画策している放送局も少なくありません。
 番組づくりを通して送り手と受け手がともにメディアリテラシーを学び合う。それによって地域に根ざした参加型の放送局のあり方を模索する。2001年にはじまった「民放連メディアリテラシー・プロジェクト」はそんな目的を持って展開し、今年でのべ19局が実践をおこなってきました。
 このフォーラムでは、ローカル民放で働く人々と、地域の学校、社会教育、大学、自治体、NPO関係者などのみなさんにぜひお集まりいただき、メディアと市民の新しい関わり方、結びつき方を一緒にさぐることができればと思っています。
 初秋の福岡でお会いしましょう!ぜひお気軽にご参加ください!

■日 時  9月24日(金) 午後1時30分~午後5時
■会 場  天神クリスタルビル Aホール
福岡市中央区天神4丁目6-7、電話:092-733-2681
地下鉄天神駅から徒歩7分、福岡中央郵便局から徒歩2分
http://www.ohi-pm.jp/rental/hall01.html#
http://www.ohi-pm.jp/rental/map_crystal.html
■プログラム 
13:30~14:20 基調報告「放送を市民的に『新生』させるために」
水越 伸・東京大学大学院情報学環教授

14:30~16:00 参加者ディスカッション(課題をめぐるグループワークなど)

16:00~17:00 パネルディスカッション
パネリスト 徳永謙太郎・山口放送(2007年度参加局)
         松元修二・鹿児島テレビ放送(2009年度参加局)
         水越伸 ほか
     司会 本橋春紀・日本民間放送連盟

*終了後、懇親会(会費制)を予定しています。

■参 加 費  無 料
■参加申込み
氏名、メールアドレス、所属をご記入のうえ、民放連番組部あて、電子メール tvkids @マークnab.or.jp(@マークを半角@に変換してお送りください)にて
9月15日(水)までにお送りください。
なお、参加証などは発行しませんので、直接会場にお越しください。
■主催:
東京大学大学院情報学環 水越伸研究室「マス&コミュニケーションプロジェクト」
http://www.mediabiotope.com/projects/mass/
民放連 放送基準審議会
http://www.nab.or.jp/

■協力:メル・プラッツ http://mellplatz.net/

8/6 KTS「夏休みテレビジャック」今年も!

2009年の民放連メディアリテラシープロジェクトの実践局、鹿児島テレビ(KTS)
が、今年も継続して実践を行いました。マス&コミュニケーションのメンバー
からは水島久光が、昨年の実践のサポート担当者としてフォローアップに伺い
ました。以下、メディアリテラシー活動を続けていく独自の意義と方法を模索
しながら頑張っている鹿児島テレビの様子を(少しご報告が遅くなりましたが)
レポートします!

  s-ZOOMロケハンJR.jpg  s-ZOOM編集.jpg

タイトルは「KTSメディアリテラシープロジェクト・夏休みテレビジャック」。
実践期間は、昨年と同じ6日間。7/30-8/1+8/4-6と、途中一週間あいだをあけ
た昨年よりもさらにコンパクトな日程となりました。

<日 程> 7月30日(金) 社内見学、ワークショップ「記者会見」など
      7月31日(土) 番組のつくり方、撮影、編集のワークショップなど
             (実際に撮影、編集して1分程度のビデオをつくる)
      8月01日(日) 企画、ロケハン、絵コンテ
      8月04日(水) 取材
      8月05日(木) 取材、編集
      8月06日(金) 編集、試写会、修了式
      9月上旬    プチ同窓会(合評会)


基本的な考え方、進め方は昨年と同じ。県内の中・高校生を対象にWebや番組
参加者を公募し、グループに分かれてテーマに沿った番組を制作するという
もの。参加生徒も、昨年同様、家族や本人と担当者が事前にしっかり話をして
互いに理解を深めた上で決定しました。

昨年は初めての企画ということもあって66名という驚くべき数の申込があっ
たのですが、今年は32名。やはり圧倒的に中学生が多く、男女比も昨年同様
女子がほとんど。その中から今年は昨年の半分の2チーム、10名を選びまし
た(チーム名は、「ZOOM」と「Hey!Say! Rainbow Girls」)。正直もう少し
応募者が欲しかったところですが、やはり夏休みとはいえ、忙しい中高校生
の時間を、連続一週間ひとつのことに割くことの難しさがあるようです。

2チームにしたのは、確保できた機材の数によるものですが、結果的に見れば、
昨年(4チーム)に比べて、子どもたちをきめ細かく看ることができたように
思います。また二チームとも、昨年の方法と変えて、高校生と中学生の混成チ
ームにし、同一中学4名を2+2に分けるなど、年代や学校の組み合わせが、
どのように子どもたちのコミュニケーションに影響するのか、見ていくことに
しました。最初はやはり高校生が引っ張り、中学生の発言が少ないなどの問題
が見らたようでしたが、最後の二日間は、両チームとも中学生の頑張りが高校
生を助けるシーンが目立ったように思います。

一日目、二日目の内容は、「詰め込みすぎ」「中学生の、状況適応のスピード
を考慮する」などの昨年の反省を活かし、大幅に組み直されていました。特に
初日に、なかなか子どもたち同士のコミュニケーションがスムーズにいかない
問題があったのですが、今年は「話合い」の前に、アイスブレーキング的に写
真を撮りあう「作業」を入れ、これが功を奏しました。また社内見学の後に新
たに設けた、「記者会見」シミュレーションが成功。取材者によって会見内容
の切り取り方に違いが出ることなど、比較的早い段階でメディア・リテラシー
らしい「気づき」感覚に子どもたちを引き込むことができたようです。

  s-構成.jpg  s-レインボー農家取材.jpg

昨年、局スタッフが最も悩んだのは「子どもたちとの向き合い方」。しかしこ
の点については、リーダーの松元さんほか、昨年経験をした社員と大学生を中
心に、かなりの進化が見られました。「教え込む」のではなく、また逆に「や
りっぱなし」にもさせずに、上手に子どもたちの作業やコミュニケーションに
介入して、「考えさせ」「決断を促す」働きかけがうまく行ったように見えま
した。プログラムの進行にやや気をとられていた昨年に比べると大きなの差。
ここに余裕が生まれたことによって、「視聴者をイメージすること(放送は、
単なるビデオ制作ではない。きちんとメッセージを相手に伝わるかたちで発信
すること)」を、かなり早い段階から、子どもたちに意識づけできたように思
います。その証拠に、子どもたちの振り返りシートにも「視聴者」という言葉
が数多く書かれていました。

今年は「感謝」が2チーム共通のテーマ。しかし、このテーマのもとに、どん
な「メッセージ」を伝えるか--この点に子どもたちはかなり悩んだように見え
ました。取材が進むうちに、その対象の面白さ(JR鹿児島中央駅駅と映画館、
環境未来館と農業体験)に引っ張られて、「テーマ」を忘れ、単なる取材先の
紹介ビデオに終わってしまいかねない危機に、最終日を前に直面しました。
そこでなんとか踏みとどまることができたのは、ナレーション原稿作成を丁寧
に行ったから。一つひとつの言葉を選びながら、当初のテーマを思い返し、そ
こからもう一度全体の構成を考え直すことができ、なんとか最終日午前中には、
テーマに沿った一本のストーリーを組み立てるところまで辿りつけました。今
回最も子どもたちが「脳みそに汗」をかいた時間だったように思います。

しかし子どもたちは一旦フリーズしはじめると、なかなか動きをとりもどせま
せん。もちろんこのように「締切」にあわせて時間管理を行う経験はないので、
仕方ないのですが--周りを囲む大人たちは、最後まで「冷や汗」をかきました。
特にこの鹿児島テレビの実践は、放送に対する責任意識に気づいてもらうこと
も狙いに含め、「時間厳守」を掲げています(昨年は、そのために完成できな
いチームもありました)。今回は、2チームとも滑り込みセーフで、なんとか
達成感を与えてあげることができましたが、最後の1時間は「料理の鉄人(古
い!)」なみの、かなりの緊張感でした。

フォローアップに伺って感じたことは、この鹿児島テレビのチームは、かなり
「自分たちなり」のメディアリテラシー実践の「あり方」を掴みつつあるとい
うこと。しかしそれだけに、今後どうしたら安定的にこの事業を続けることが
できるだろうかが議論になりました。いまのところ社内の理解はかなり得られ
るようになってはきていますが、それでもかかる経費と社員の業務負担の問題
は大きく、実践を支える資金、体制、さらには経営戦略における積極的な位置
づけがなされるべきなど、課題は山積していると言えます。

ともあれ今年も大成功で、さらに一歩階段を上った感はありました。最終的な
評価は、8月30日14:00〜の番組OAを踏まえた9月の合評会で、少し距離をと
った眼差しで子どもたちが、どう自分たちの学びを振り返るかを見てからとい
うことになりますが。なによりもこうしたプロジェクトは「継続してこそ価値
がある」ということを実感しました。なんとか今後も実績を重ね、新しい放送
を介した地域づくりの活動として根付いていくことを期待しています。

(報告:水島久光)


*昨年のレポート

マス&コミュニケーション

*KTS鹿児島テレビ(2009年の取り組み)

http://www.kts-tv.co.jp/company/literacy/index.php


*2010年 番組のお知らせ

http://tvinfo.ktstv.net/e18681.html

  s-集合写真.jpg  s-試写会2.jpg



3/7 MELL EXPOに民放連プロジェクト実践局多数参加

 3月5日から7日まで東京大学(東京都文京区)で開催されたMELL EXPOに民放連メディアリテラシープロジェクト実践局が多数出展されました。初年度の実践局であるTSBテレビ信州は、現在、長野市の公共施設「長野フルネットセンター」の指定管理者でもあり、その公的な場所を、長年に渡るメディアリテラシー実践の活動の場として活用するなど新たな試みを紹介されました。また今年度の実践局は3局とも出展されたほか、民放連自体としても出展もありました。さらに、過去の実践局の方も、会場に足を運んでくださいました。中には、4月から新しい実践を始めるので「来年は絶対出展します!」と宣言をしてくださった局も。会場にこられた放送局の方々は、とてもパワフルで、たくさんの方々と交流し、よく笑っておられたその表情が印象的でした。
 MELL EXPOの締めくくりには、来年度のメルプラッツオーガナイザーである伊藤昌晃さん(愛知淑徳大学)が「100年に一度の危機とよく耳にするが、それは100年に一度しか問えないことが、今問えるということでもあるだろう」と挨拶されました。テレビも開局以来の危機が叫ばれていますが、それは今、50数年来の転機でもあると同時に、50数年を経てはじめて問えることがあり、その巡り合わせの時期だともいえます。その今に、何を問い、どう答えていくのか。会場に足を運んでくださった放送局や、関心をよせる多くの方々のエネルギーに期待と願いを抱いた3日間でした。
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(報告:林田真心子 写真:劉雪雁)

3/2 民放連プロジェクト 読売新聞で紹介される

2月19日に開催された今年度の民放連プロジェクト報告会について、その内容と今年度の実践報告が読売新聞の記事として紹介されました。
見出しは「局と地元との交流大切」。ローカル局と地域が結びついていく必要性と可能性について、記事でふれられています。詳細は記事そのものをご覧ください!

3月2日読売新聞記事


2/19 今年度の民放連メディアリテラシー実践 報告会終了

今年度、3局で展開された民放連プロジェクトの報告会が、2月19日、千代田区紀尾井町の民間放送連盟で開かれました。全国各地から放送局や新聞社の方など70人以上の方が集まりました。

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会の冒頭には、このプロジェクトチームの主査である日本テレビの戸恒直さんより、「ちょうどオリンピックで盛り上がっているけれども、五輪以上の面白い報告になると思います」とのご挨拶がありました。その言葉をひきうけるように、今年の実践局である和歌山放送、鹿児島テレビ、九州朝日放送の発表は、それぞれ予定時間を大幅に超過。時間管理が得意なはずの放送局の皆さんが、予定を1時間以上「おした」背景には、皆さんが、報告したい経験を山のようにもっていたことの現れともいえるでしょう。それ自体が大きな実りといえそうです。「プロジェクト終了後、高校生から手紙をもらい"信頼してくれてありがとう"と書いてあったのがうれしかった」「局内での理解をもっと得るにはどうしたらいいのか」など、悩み、喜び、どれも率直で、時間がいくらあってもたらないといわんばかりに、みなさん夢中で思いの丈を語られました。
パネルディスカッションでは、東海大学の水島久光さんからは「どこまで子供たちと向き合っていくのか、局の人がプロ意識の上にたって、ぎりぎりまで考えていた。それはさらにプロ意識を広げていくことにつながることを実感した。」桃山学院大学の境真里子さんは「長年このプロジェクトをみてきたが、局、子供たち、社会、それぞれがこの10年で、ものすごく変わった。最初の頃はテレビ局に切羽詰まったという感じはなかった。いまは違う。その中でこのプロジェクトに参加される送り手の皆さんの様子を拝見していると、次の10年を切り開くことができるかもしれないと感じている。」といった指摘がありました。また、独自にメディア・リテラシー実践を展開する青森放送やテレビ朝日の方からのご意見や、状況紹介もありました。

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来年度以降も、このプロジェクトは続きます!実践のこれからの展開については、このウェブサイトとともに、3月5日から東京大学で開かれる「MELL EXPO 2010」の中でも議論を進めたいと思っています。(詳細はメル・プラッツHP
参加された局の方、高校生などすべてのみなさま、1年間本当におつかれさまでした。(報告:林田真心子)


2/19 民放連メディアリテラシー実践 報告会を開催

民放連メディアリテラシー実践プロジェクト 報告会の開催

2月19日(金)に、今年度の「民放連メディアリテラシー実践プロジェクト報告会」が開催されます。09年度の実践局である和歌山放送、九州朝日放送(ラジオ)、鹿児島テレビ放送の3社の報告とともに、プロジェクトの今後の展望などについて、ディスカッションを行います。一般の方も参加可能です。ぜひご参加ください!

日 時  2010年2月19日(金) 午後1時10分~5時10分(開場:午後0時30分)
会 場  民放連3階会議室(千代田区紀尾井町3-23文芸春秋西館)
参加費  無料

プログラム

開会あいさつ 戸恒 直・民放連メディアリテラシー実践プロジェクト・チーム主査(日本テレビ放送網・コンプライアンス推進室長)

実践報告1(和歌山放送) 和歌山放送担当者/境真理子・桃山学院大学国際教養学部教授/沼 晃介・東京大学CREST研究員
実践報告2(鹿児島テレビ放送) 鹿児島テレビ放送担当者/水島久光・東海大学文学部教授
実践報告3(九州朝日放送) 九州朝日放送担当者/高宮由美子・NPO法人子ども文化コミュニティ代表理事
パネルディスカッション~今年度の総括と今後の展望
今年度実施社担当者  水越 伸/境真理子/水島久光/高宮由美子

詳しい内容、および参加申し込みは民放連メディアリテラシー実践報告会開催案内まで 

9/6 KTS鹿児島テレビ「夏休みテレビジャック」報告

鹿児島テレビ(KTS)では、2009年度の民放連メディア・リテラシープロジェクトで、唯一の「テレビ局」での実践であるだけでなく、これからのメディア・リテラシー実践のあり方を考えるうえで、いくつか大事な試みがなされました。

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多くの局が、特定の学校との連携で、数か月にわたっての実践計画を立てるところ、KTSでは短期の、しかも完全なる公募という形式を採用しました。その背景には、「メディア・リテラシー活動に関する事前の実績もなく、また地域の諸機関との関係の薄い放送局でもプロジェクト成果を上げるためにはどのようにしたらよいか」。さらには、局内理解や継続のために「メディア・リテラシーを放送局の本業の中に、どのように位置づけたらよいか」という真摯な問題意識がありました----短期・公募は、そうした状況の中で意図的に選ばれた形式でした。
短期の場合は、どうしても「番組制作」を学ぶことに止まり、「メディア・リテラシー」の獲得にまで至らずに終わってしまうのではないかとの危惧があったのも事実です。KTSは、そうしたリスクを払拭し、さらに実践の新しい可能性を開くために、長い時間をかけ、綿密な準備を行いました。

特筆すべきは・・・。
・プロジェクトそのものを「広報活動」の一環として位置づけ、「メディアを学ぶ」機会に止まらず、放送局と地元の人々との新たな関係作りを計る活動と考えた。
・報道、制作に偏らず、幅広いセクションから、プロジェクトの成功に具体的に寄与するメンバーを集めた(アナウンサー、広報がプロジェクト・リーダーを務める。美術担当や管理部門の積極的参加など)。
・地元中高校、教育機関、さらには応募者家族へのきめ細かい対応とコミュニケーション。応募者多数で、お断りした子どもたちへのフォローなど。
・実践期間中、子どもたちが「苦楽しさ」を、飽きたり疲れたりせず、濃い密度で体験できるよう、環境づくりや演出に特に留意した(さまざまな道具づくりなど)。
・プログラムの連携、チーム編成(高校生と中学生を混ぜない)や地元大学生スタッフの役割など、短期間で効果を上げられるように、各々の狙いを明確にし、対応の検討を行った。

以下は、民放連から委託決定から終了までの経過です。

3月18日(水) 民放連よりKTSに委託決定連絡
4月 8日(水) 民放連メディアリテラシープロジェクト打ち合わせ
5月 1日(金) プロジェクトチーム立ち上げ(12名)第1回ミーティング
5月11日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
5月18日(月) プロジェクトチームミーティング(午後4時〜)
5月19日(火) 社内講演会(午前11時〜)
5月25日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
5月下旬 告知スポット制作、募集チラシ製作
6月 1日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
6月 5日(金) 「KTS夏休みテレビジャック」公募開始(スポット、HPなど)
6月 8日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
6月中旬 市内近郊中学高校へのチラシ郵送、持参
市教委、県教委、鹿児島大学などへプロジェクト説明
6月15日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
6月22日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
6月29日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
6月30日(火) 公募締め切り(応募者66人...中学生47人、高校生19人)
7月 3日(金) 参加者決定(4チーム19人)*応募動機等で決定
7月 6日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
7月11日(土) プロジェクトチームミーティング(午後1時〜)
サポート大学生6名交え、打ち合わせ
7月13日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
7月23日(木) プロジェクトチーム、砂川、水島前日打ち合わせ(午後6時〜)
7月24日(金) 夏休みテレビジャック、1日目(オリエンテーション、社内見学)
4チーム「喜怒哀楽」「BCC☆GIRLS」「さよおねえさんと愉快な仲間たち」
「女子高生ぽよぴよ5」に決定。テーマ「元気」を感じる写真を撮って次回持参の宿題を出す。
7月27日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
7月31日(金) プロジェクトチーム前日打合わせ<編集の基本を学ぶ>(午後4時〜)
7月31日(金) メル・プラッツ公開研究会(民放連中間報告会)大阪
8月 1日(土) 夏休みテレビジャック2日目(撮影、編集練習など)
8月 2日(日) 夏休みテレビジャック3日目(企画、ロケハン、構成など)
8月 3日(月) プロジェクトチームミーティング(午後7時〜)
8月 4日(火) 夏休みテレビジャック4日目(取材)
8月 5日(水) 夏休みテレビジャック5日目(取材、編集)
8月 6日(木) 夏休みテレビジャック6日目(編集、試写会、終了式)
8月23日(日) 1日だけのテレビ体感ツアー実施(フォロー、6人参加)
8月31日(月) 特番「KTS夏休みテレビジャック」放送
9月 6日(日) プチ同窓会(合評会)開催(午後1時〜)
生徒17人(2人欠席...病欠等)保護者26人サポート大学生5人出席

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綿密に組み立てたプログラムではありましたが、テーマ「元気」がやや抽象的で子ども
たちが苦労したこと、二日目がやや詰め込みすぎだったこと、始めのアイスブレーキン
グから制作企画への連動があまりうまく機能しなかったことなど、課題も残りました。一番、KTSのプロジェクトメンバーが悩み、議論を重ねたことは、自分たちが子どもたちに「教える」ことと、子どもたちの自発的な「気づき・学び」を促すために「介入」することの違い。その背景には、テレビの視聴者である「子どもたち」が、現在の放送局にとっていかに遠い存在であったか、という切実な事実がありました。鹿児島は、近くにマス&コミュのメンバーがおらず、密着したフォローが距離的に困難な状況ではありましたが、毎回、訪鹿のたびに、実践そのものだけでなく、地域放送局の切実な状況についてメンバーと語りあい、そうした環境の中で「メディア・リテシー」をいかに位置付けていくか、かなり深い議論ができたことが収穫でした。KTSの実践は、その意味で、これからの地域放送局の実践のあり方を考える大きなステップになったのではないかと思います。 (文責:水島久光)

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